子育て

夜驚症の終わった息子と夜驚症の始まった娘

こんにちは。10歳の息子と4歳の娘の母、ぽんごーです。

少し前に4歳になった娘が突然夜中起きだして泣き叫ぶようになりました( ;∀;)

ぽんごー
ぽんごー
こ、これは夜驚症(やきょうしょう)・・・!!?

まさかキミもかぁ~~~???!!!

夫
てーすけ(息子)より激しいね。。。

ようやく息子てーすけの夜間の不穏状態が治まったと思ったら、娘りーちゃんが発症してしまいました。。。

子供二人でかなり症状や状況が違いますので、その時の状態や対応を書いていきたいと思います。

子どもが夜間突然起き上がって叫んだり、不安げに歩き回ったりするさまを見守るのは心配ですし親も結構なストレスです(;´Д`)同じような子を持つお父さんお母さんの参考になれば幸いです。

夜驚症(やきょうしょう)とは

まずは「夜驚症」とは何なのか。聞きなれない言葉ですよねー。

「睡眠時驚愕症」ともいうみたいです。

夜驚症とは睡眠障害の一種であり、恐怖の叫び声などを伴って、突然目を覚まし、おび
えたような表情や動作を示し、通常その間、家族などが話しかけても反応は鈍く、目を覚ました後は、ほとんど何も覚えていない、などの特徴があります。

引用:東邦大学医療センター 佐倉病院小児科 文書より抜粋

私も子供たちに症状が出てからネットで調べて初めて知りました。

それまでは夫婦間で「不穏(ふおん)」と言ってましたねー。看護師夫婦なので(;^ω^)

ちなみに「不穏」とは周囲への警戒心が強く、落ち着きがなく興奮している状態のことです。病棟勤務時代は、手術後に薬やストレスが原因で一時的に「不穏」になって自分の点滴を引っこ抜いたり、夜中に「帰らなきゃ!」と騒いだりする患者さんをたくさんみてきました。(精神疾患や認知症の患者さんなどでも起こります。)

そのときの患者さんの目つきと、夜驚症を発症した子供たちの目つきはほぼ同じです(-_-;)

焦りや恐怖で見開いているけどどこかうつろな目つき。明らかに異常な感じでコワいですー。

この「不穏」状態も治まると本人は全然覚えていないなかったりするので、「夜驚症」とほぼ同じような感じなんでしょうかね?

ただ「夜驚症」は2~6歳ころの小児を中心にみられ、大きくなると自然に治まる一過性のものであることがほとんどとのこと。

確かに息子はいつの間にか治まりました!\(^o^)/

夜驚症の症状も色々!~息子の場合~

それではわが家の子供たちの症状について書いていきたいと思います。

夜驚症というと一般的には恐怖に泣き叫ぶというイメージですが、息子の場合はちょっと違いました。

始まったのは4歳頃だったと思いますが、

てーすけ
てーすけ
ふわぁ!おかあさん・・なんか・・・・なんか・・・ちょっと
ぽんごー
ぽんごー
どうしたの?怖い夢でも見た?
てーすけ
てーすけ
ちがくて・・・おそらが・・・!
ぽんごー
ぽんごー
え?お空?まだ夜中だから暗いよ。

大丈夫。お母さんがいるよー。ほら横になろう?

促してベッドに横になってもすぐに

「なんか・・・!なんかさ・・・!」とか、「とけいが・・・!とまらなくて・・・!」とか言って起き上がって不安げにオドオドしたりもぞもぞしたりします。

それを何度も横にさせて優しく話しかけながら、抱きしめたりポンポンしたりを繰り返しているうちに治まって寝る・・・というのがてーすけのパターンでした。

やっぱり目はパッチリ開いているのにどこかうつろな目つきで、声量もやや弱弱しいですがそれなりに大きい声で話します。

しかし話は噛み合わず、寝言のようなセリフを不安げに繰り返すのです。

夢中遊行症(夢遊病)も?!

あるときは、いつものように起き上がって何か不安げにしゃべってたかと思ったら、ベッドから降りて2階の寝室から1階のリビングまで下りて行こうとするので追いかけました。

するとソファの前でおもむろにズボンを降ろしたかと思うと、

シャー・・・

ぽんごー
ぽんごー
ちょ!す、ストップ!!

とりあえずソファよりは被害の少ないフローリングの方に放尿させましたが、ソファも床も大惨事・・・( ;∀;)

ということもありましたね~。

幸い放尿はこれ以降一度もなかったですが、やっぱり夢の中のような感じなんでしょうね。

ちなみに翌日笑い話のようにして本人に伝えましたが、案の定全く覚えていませんでした。

お風呂に入れたら危険?!!!

ある時は、温泉のあるおじいちゃんちに遊びに行ったときにもありました。7歳頃だったと思います。

24時間温泉に入れるので、てーすけと私の二人で暗いお風呂に入りに行くのがちょっとした楽しみだったんです。

夜中にてーすけが起き上がって

てーすけ
てーすけ
え・・・?なんか・・・!

とか言いながら立ち上がろうといていたので、

ぽんごー
ぽんごー
お風呂に入れば目が覚めるかも~

と気楽に考えて、一緒にお風呂に入ることにしたんです。

てーすけも若干オドオドしながらも付いてきて、促せば自分で服も脱いでたし大丈夫だと思ってたのに・・・

温泉に浸かったかと思うと、

てーすけ
てーすけ
ええ?!なんか・・・!あぶないかも!トラックがさあ!ねえ!

急にベラベラとワケのわからないことを喋りだし半分パニック状態に・・・!

ぽんごー
ぽんごー
こ、これはまずい・・・!!!はやく上がらないと!

風呂からあげたいのに上がり方がわからないようでお湯の中でバチャバチャと暴れてほんとに危なかったです・・・(;´Д`)私一人じゃ抱えて持ち上げるのは無理!

ちょうど夫が様子を見に来てくれたので、二人で引っ張り上げて着替えさせ、布団に連れ帰りました。ε-(´∀`*)ホッ

そこからはいつもの通り繰り返し横になっては抱きしめることで入眠してくれました。。

夜驚症や夢遊病を発症している間に刺激を与えるのはキケンだということを学びましたね~(;´Д`)

楽しいことがあった日に発症する!

てーすけは頻度としては月に1、2回、もしくはそれ以下で少なかったのですが、それにはある法則があったんです。

それは、日中楽しすぎると夜中に夜驚症を発症する、ということです。

これは必ず!でした。

日中お友達を呼んで遊んだり、おじいちゃんちに行ったりしてハッスルした日には必ずと言っていいほど夜間に不穏になってましたね~。

北軽井沢でキャンプした時にも一度なって、テントから出ようとするので大変でした(;’∀’)

夜驚症の症状も色々~娘の場合~

それでは最近発症した娘、りーちゃんの場合を書いていきます。

娘の症状はこれぞ夜驚症!っていう典型的な感じです。

入眠した30分~2時間後くらいに突然、

りーちゃん
りーちゃん
わぁああーーーー!!!!ぶわじゅにむ〇×※※△〇××~~!!!!びえやぶわぁああ!!!

何かに怯えたように目を見開いて一点を見つめて泣き叫びます。

ぽんごー
ぽんごー
ええ?!何?!何か見えてんの???!!オバケ的なヤツ??!

初めはマジで見えてるのかと思いました(;^ω^)

でもそれぐらいの怯えっぷりなんですよ。見てると可哀そうで可哀そうで(´;ω;`)ウゥゥ

ぽんごー
ぽんごー
お母さんココにいるよ!りーちゃん!だいじょうぶだよ!!

と声をかけても全然聞こえていない感じでこちらを見てもくれません。

普段は単語はもちろん会話もできているのに、言葉にもなっていなくてわけのわからない事をわめいています。

夫が抱っこしてあやそうとしても身体を突っ張らせて何かから逃げようとするように暴れるし。。。

そうこうしているうちに5~10分くらいでちょっと落ち着いてきて、最後に

りーちゃん
りーちゃん
といれ・・・

と言ってトイレでおしっこをしておとなしく再入眠する。。

やっぱり刺激しないのがベスト

最初はあまりの怯えっぷりになんとかしてあげたいという気持ちが強くて、一生懸命声をかけたり抱っこしたりしていました。

けれど調べたところ、抱っこしたりして刺激せずにそっとしておくのがいい、とのこと。

そこで4度目くらいから実践してみることに。夜中に泣き叫んで起き上がっても無理に抱き上げたりせず、そばにいて軽く背中をさすったり頭をなでたりして、「そばにいるよ」アピールをする程度にしてみました。

すると抱き上げたりしていたときのようにヒートアップすることもなく、早めに落ち着くようになったんです。

てーすけの入浴もそうでしたが、刺激しないのがやっぱり一番いいのかなぁと思いました。

頻度は週に1,2回

ちなみにりーちゃんの夜驚症の頻度は今のところ週に1,2回程度です。

毎日ある子もいるみたいだから、わが家はマシなほうなのかな?てーすけの時より多いけど( ;∀;)

あとはいつまで続くかだけど、てーすけも長かったり気長に付き合っていくしかないよなぁ~。

しかしこんなんじゃキャンプに行けなくない?( ;∀;)テントじゃ近所迷惑すぎ・・・

きっかけは不明

てーすけのときは「日中楽しすぎたとき」という明確なきっかけがありましたが、りーちゃんの夜驚症発症のきっかけは不明です。

「寝るギリギリまでテレビを見てたからかも!」と夫が言うのでテレビを見せないようにしてみたりしましたが、あんまり関係なかったです(;’∀’)

実際色々な説があるらしいですが、はっきりしていないそうですね~。

まとめ

夜驚症とは

・症状や頻度はさまざま!

・夜驚症が発症してる間は刺激は与えないようにする。入浴はキケン!w

・刺激しないように「そばにいるよ」アピールする。(ぽんごーの場合)

・親も慣れることが必要!

夜驚症といっても、わが家の子供2人だけでもだいぶ違います。症状も頻度もきっかけもバラバラ。

いつまで続くかはわかりませんが、てーすけは5年ほど続きましたしねー。

長くなるかもしれないことを考えると、親も慣れることが必要になってきます。

子どもが怯えて泣いているのを見るのは胸が痛いですが、こちらが一生懸命になっても逆効果では仕方ありませんからね。

キケンの無いように、少しでも安心感を持ってもらえるように傍に寄り添うくらいがちょうどいいのだと思います!

早く夜驚症が終わりますように・・・!!

 

へば!皆さんも楽しい子育てライフをお過ごしください。子育てって大変よね!

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