こんにちは。ぽんごーです。
実は私は10年以上前からいわゆる「顎関節症」と思われる症状がありましたがずっと放置していました。
しかし徐々に症状が悪化し、ついには口を大きく開けることができなくなり、食事にも不自由することになったので観念して治療をすることにしました。
結果的に現在不自由ない生活を送れていますが、そこに至るまでの間に苦労しましたので共有できればと思います。
同じように顎の症状に悩んでいる方、顎関節症の方のお役に立てば幸いです(*^-^*)
Contents
顎関節症とは
そもそも顎関節症とはなんなのか。
一般社団法人顎関節学会によると、
顎関節症は、あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」、「口が開かない(開口障害)」、「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」のうちの1つ以上があり、これらと同じような症状の出ることのある、顎関節症以外の病気がない時に顎関節症と診断されます。
とあります。
ちなみに顎関節ってのは耳の前のとこですよー。
えー。そこホッペじゃん。もっと下じゃないの?
顎を動かすときに盛り上がるところの辺りだよー
顎関節症はどのように進むか ~ぽんごーの場合~
これはあくまでも私の場合のお話です。
私の場合は徐々に症状が悪化しましたが、突然痛みが出ることもよくあるみたいですねー。
①大きく口を開けたときにカクッと鳴る
20歳頃から、カラオケに行って熱唱し、日常生活では開けないくらい大きく口を開けたときに「ガクッ!」とか「カクッ!」と鳴りました。
頻度としては、ホントにカラオケに行って熱唱したときぐらいです。
②あくびをした時にもカクッと鳴るようになる
24歳頃から、カラオケ以外でも日常的にかなり大きく口を開けたときに「カクッ!」と鳴るように。でも頻度としては1日に数回あるかないかぐらいで痛みもないのであまり気にしていませんでした。
③普通に口を開けただけでカクッと鳴る
30歳を過ぎたあたりでしょうか。普通に口を開けただけで「カクッ」「カクッ」と鳴るようになってしまいました。話していても鳴りまくるし、ご飯を食べようと口を開けるたびにも鳴ります。
痛みは全くありませんが、あまりの頻度に
まずいなあ・・・。コレ確実に悪化してきてるよね。病院行かないとなぁ。。
と思ってインターネットで調べ始めます。
でも当時はあんまり情報がなかったんですよね(;´Д`)
私の検索ワードが間違っていたのかもしれませんが、「マウスピースを作ってかみ合わせを直すことで治ることがある」とか「最終的には外科的手術」とかしか出てこなくて、実際口腔外科に行ってどんな治療をするのかとかが全然出てきませんでした。
④「ガクッ」と鳴ったあごが自然に戻らなくなる
34歳くらいかな?これまでの「カクッ」は顎関節がズレて戻るまでが1セットだったんですよ。それが「カクッ」ってズレたまま自然に戻らなくなってしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
その都度あごを前に突き出して右か左か(忘れたけど毎回決まった側)に動かして元の位置に戻すという作業が必要になってしまいました。
そしてたまに痛みも出るように・・・
もう面倒だし、傍からみても不自然でカッコ悪いしで、早急にどうにかしなくてはと焦りましたね(;´Д`)
早く行動しなくては・・・!
とりあえず顎関節症治療を謳ってる歯医者に行こう!!
⑤口が開かなくなる
そして最終形態・・・!!
はい、口が開かなくなりました。
まあ開かないって言っても指1本分くらいは開きます。
頑張ってじわじわ開ければ指2本分くらいも開きますが、一気に指2本分くらいまで開けようとするとズギャーン!と痛みます。。
だから普通にしゃべろうとするとズギャーン!ズギャーン!となるので、あまり口を開けずにしゃべるしかありません。
食事だって毎回ゆっくり口を開けるのは面倒だし時間もかかりすぎるので、指1本分しか開かない口に箸で食べ物をねじ込むようにして食べます。。( ;∀;)
もう、、
不便!!
の一言ですね。
不便すぎる日常生活に疲れもストレスも溜まる溜まる・・・!”(-“‐)”
こうしてようやく口腔外科を受診することになったのです。。
マウスピースで顎関節症は治るのか?!
結論から言うと私はマウスピースでは治りませんでした。全く改善しませんでしたね(# ゚Д゚)
マウスピースによる効果って、要は歯ぎしりとか噛むことによるあごの負担を減らすだけっぽいんですよね。
だから、初期の顎関節症とか軽症の顎関節症であれば改善も期待できるのかもしれませんが、私のように口が開かないとか、ガクッとなった顎関節が戻らないとかのような症状まででてるような人には意味ないんじゃないでしょうか。
歯科でも「ここまでの症状があるならマウスピースじゃ無理だよ」とか言ってくれ!!
なぜ私が怒っているかというと、この時行った歯医者がヤブだったからです(# ゚Д゚)
話すと長くなるので詳細は省(はぶ)きますが、口臭治療を謳ってる歯科医の口が臭かった時点で見切りをつけて違う歯科に行けばよかった。。。
皆さんも歯医者選びは慎重に・・・!!
口腔外科での治療とは
話がそれましたが、結局ヤブ歯医者に紹介状を書いてもらって某大学病院の口腔外科を受診することに。
色々ネットで調べたんだけど実際どういう治療をするのかって書いてるサイトが見つけられなかったんですよね。
だから今回の記事を書こうと思ったわけなんだけど、行くまでは不安でした(;´Д`)
まずは問診とレントゲン
まずは簡単に問診をして、レントゲンを撮ります。
もちろん顎関節のレントゲンですが口を閉じた状態での画像1枚だけでしたので、単純に骨に異常がないかどうかを診るためじゃないかと思われます。(口腔外科は勤務経験もなく知識がほぼないので違ってたらすみません。)
ということで私は何も異常なし。
診察
その後歯医者さんと同じ寝る椅子に座って診察。
口を開けたり閉めたりしてあごの関節の動きを診てくれました。
上級医も来て診察してくれ、若い医者と何やらしゃべっています|д゚)
説明
なんか説明してくれたけどぶっちゃけその時はよくわかりませんでした(;’∀’)スミマセン
おそらくこの~~バンがおそらくこのようになって、おそらくこういうふうになってるんだと思われます。
「おそらく」って言いすぎでしょ~。
そして専門用語が意味わかんないから何言ってるかよくわからん・・・
後々調べたところによると、この「関節円板」っていう繊維軟骨がズレちゃってるのが原因みたいね。
普通はこの繊維軟骨が下顎頭の前側を包むようにあって、あごを動かすときにクッションみたいな役割をしてたのが、クッションの位置がズレてジャマになっちゃってるって感じですかねー。引っかかって開かない。
なんでズレちゃうかって原因は一つじゃなくて、かみ合わせとか頬杖とか歯ぎしりとか、ぶつけたりとかの外的要因とか色々が重なって起きるみたいです。
いざ治療!
で、肝心の治療ですが、両手を使ってグイィーッッッとこじ開けられました(゚д゚)!
何度かぐいー、ぐいーっとやるとなんと普通に口を開けられるように!!!!
ええっ!こんな簡単なことなの?!!
症状が再発するようならまた来てくださいね。
自分でこじ開けてもいいですか??
いや~、ご自身でやるのはやめておいた方がイイですよ(苦笑)
あんまり簡単な方法だったんで、自分でできんじゃないかと思ったけど、やっぱり下手なことはしない方がよさそうです(;^ω^)
でもこれ以降一度も再発せずに1年以上経過してますよ~。
それに次再発した時はすぐに行けばいいしね!!
なんでもっと早く行かなかったのか悔やまれます。。。
まとめ
ということで、散々受診をしぶって遅らせていましたが、結局口腔外科で実施してくれた治療法はまさかの「こじ開ける」でしたw
自分で無理やりこじ開けるのとプロがこじ開けるのとでは力の入れ具合や力の方向など違うと思いますので、自分でやるのはやめた方がいいと思いますよ~
あごがカクッと鳴るようになったら、四の五の言わずに口腔外科へ行こう!
歯医者は顎関節なんて診てくれないよ!!
あ、ほんとーに顎関節症を診てくれる歯医者もいるらしいですね。ただ、私が行ったところのようにマウスピース作れるってだけで顎関節症治療を掲げてるような歯医者もいるので要注意です。
へば!