こんにちは。じょっぱりナースのぽんごーです。
今年もまた虫刺されと戦う季節がやってきました。
そもそも、まずは虫に刺されないようにすることが大事なのですが、どんなに予防していても必ず一度は刺されてしまいますよね。
そして子どもは刺されてしまったあとも戦いです。
大人もイヤな虫刺されですが、子ども、特に幼児の虫刺されは掻き壊してしまうことが多く、跡が残ったりとびひになってしまったりと大変なのです(;´Д`)
しかし、大人でも我慢できない「痒み」を小さい子が我慢できるわけがありません。
いくら言い聞かせてもどうしても掻いてしまいます。
そこでわが家が使っているのが「魔法のシール!」もとい、医療用の皮膚保護剤フィルムタイプです。
(注:「魔法のシール」はわが家での通称で、実際に魔法がかかっているわけではありません。)
詳しく説明していきますね!
Contents
医療用の皮膚保護フィルムとは
エアウォールふわりNo.100 MA-E5100FT(100MMX5M) エアウォールフワリNO.100(24-4442-01)【共和】[1巻単位]
もともとは病院で主に褥瘡(床ずれ)予防、褥瘡(じょくそう)治療に使用していたものです。
ドレッシング剤、フィルムテープ、ドレッシングテープ、とも言います。
皮膚というのは身体の一番外側のバリヤーのような機能がありますが、歳を取ったり病気になったりして免疫力が落ちるとバリヤーの力は弱くなり、皮膚がもろくなることがあります。
そこに長時間の圧迫や摩擦が起きることで皮膚が剥がれたりして褥瘡(床ずれ)ができてしまうのです。
そこでこの医療用の皮膚保護フィルムを貼っておくと、その部分の皮膚は剥けなくなるというわけです。
さらに薄く剥けてしまった皮膚の代わりにもなってくれるというシロモノ!!
注:褥瘡(床ずれ)は皮膚が剥けずに中で悪化する場合もあります。自宅で褥瘡治療に使用する場合は必ず医師または看護師に相談して下さい。
皮膚保護フィルムのメリット
貼っている違和感がない!
食品用のラップよりもさらに薄いフィルムです。
例えるなら日焼けで剥けた皮ですねw
貼ってしまえばテープの違和感はゼロと言っていいでしょう!!(個人差はありますが。)
透明で目立たない!
完全に透明なので、貼っていても目立ちません。
どこに貼ったっけ?と見つけにくいくらいです。
いくら貼っていて違和感がなくても、目立つと子供は気になって触りたくなってしまいますからね(^^;
剥がれにくい
超薄いので、皮膚との段差がほとんどありません。
そしてしっかりとくっついているので剥がれにくいです。
といっても活発なこども。手や足に貼って汗をたくさんかけばやっぱり剥がれてきますね~(^^;
それでも1日は持つと思います。
背中とかなら毎日風呂入れても3日以上平気で貼りついてますけど。
防水!
さらに防水性まであります。
完全防水ではありませんが、濡らしても大丈夫!
普通に上からタオル等で拭けば濡れた感じは一切しません。
ガーゼの固定に使用する場合もありますが、シャワーに入っても中のガーゼは濡れません。
破れにくい!
すんごく薄いですが破れにくいです。
手で引きちぎろうと思ってもまず難しいでしょう。
虫刺されに貼っても痒さは残ってしまいますが、掻いてしまっても掻き壊しになりにくいんです!
これは本当に助かります。
爪が伸びてると掻き壊しや破れの原因になりますので切ってあげましょう。
かぶれにくい!
その子の体質にもよりますが、テープを貼りっぱなしにするとテープかぶれが出る場合がありますよね。
その点、私の愛用している医療用保護フィルムはかぶれにくいです!
このかぶれにくさはこどもも夫実体験済みw
夫はかぶれやすく、色々な皮膚保護フィルムを使用したのですが、このフィルムだと大丈夫でした(^^)
息子はオムツかぶれはしやすかったですが皮膚保護フィルムは大丈夫でした。
娘はかぶれ知らず。皮膚は強そうw
と言っても絶対にかぶれないモノではありませんのでかぶれやすい子の使い始めは要注意です!!
皮膚保護フィルムを幼児に貼る上で注意すること!!
誤飲による窒息に注意!!
やはり一番心配なのは誤飲です。
なんでも口に入れたがる0歳児はあまり掻かないから貼らなくていいとしても、1歳児や2歳児でも口に入れてみようとする子はいます。
とても薄いとはいえ、ビニールのようなフィルム素材です。窒息が怖い(;´Д`)
なので、よだれや食べこぼしで剥がれそうな口周りには貼らない。
その他でも指など剥がれやすそうな部分には貼らない。もしくは目を離さない。
などの対策は必要だと思いますのでご注意くださいね!
貼る時は動く~( ;∀;)
貼ってしまえば本人にとっては忘れちゃうぐらいのモノなんですが、貼る時がちょっと大変(^^;
と言ってじっとしててくれる子は多くないでしょう。
幸いうちの娘は2歳半を過ぎてまあまあ大人しくしてくれるので助かってますが。
どうしてもじっとしてるのが難しければ、テレビを見てるときや寝てる時を狙いましょう(ΦωΦ)
実際の貼り方
別にそんなに難しいことはないんですが、写真を交えて説明していきます。
貼る前にかゆみ止めの薬を塗ってあげてもいいですが、皮膚に軟膏が残っている状態だとフィルムが剥がれやすくなりますので、できるだけ乾いた状態で貼ってくださいね!
ちょうどいい大きさに切る。
わが家が愛用しているこのフィルムドレッシングは、幅が50mm、100mm、150mmとありますが、虫刺されやちょっとしたケガに使うなら50mm幅が使いやすいです。
長さもうちでは結構使うので12m巻きのものを使用してますが、5m巻きのモノもありますよ~。
これがロール状になっているので好きな長さで切ることができます。
四隅を丸く切る
これは省略してもいいですが、角から剥がれてくるので丸くしといた方が剥がれにくいです。
こどもに説明する。
うちはこんなカンジで言ってます(^^;
息子(9歳)も小さいころからこう言って貼ってやっていたので、いまだに
って言ってきます(;’∀’)
うーん、君はそろそろそのネーミングは卒業してもいい頃だなぁ。。。
下の白い紙を剥がして皮膚に貼る。
ここでヨレてしまうと剥がれやすくなってしまうので、うまく貼りましょう。
台紙にも切れ目が入っているので剥がしやすいです。
昔は切れ目がなくて剥がすのに苦労したものですよ~(;´Д`)
半分剥がして皮膚に貼りつけてから、もう半分を剥がすようにすると上手くいきます。
もちろん、極力剥がした部分は触らないように貼ってください。粘着力が弱くなっちゃいますからね。
上のフィルムを剥がす。
上に残っているフィルムを剥がします。
これも半分に分かれているので、片方ずつゆっくりと剥がします。
このフィルムを剥がすときに、本体の端が一緒に浮き上がってしまう事がありますので要注意です!
完了!!
はい!キレイに貼れました!
今回夜に貼ったこのフィルムテープは、翌日保育園でプールに入ったりして帰ってきたころには周囲が1mmほどめくれてきてましたので入浴時に剥がして貼り換えました。
2日経てば炎症は大分治まって痒みもなさそうだったので魔法のシールの出番は終了!
わが家で愛用している「エアウォール」
私が老人介護施設での勤務時代に色々な皮膚保護フィルムを発注したりサンプルを使ったりして比較しましたが、その結果たどり着いたのがコレ。
あと、夫が手荒れがひどくて、感染予防のために手のひび割れや傷にもフィルムドレッシングを多用していたのですが、このエアウォールが一番伸びがよくて使いやすいという結果に。
散々色々なフィルムドレッシングテープを使用してきたので、自信を持ってお勧めできます!
送料が高いからAmazonがお得かな~。
まとめ
虫刺されごときで、、、と思う方もいるかもしれませんが、とびひになればプールにも入れないし、全身にうつる危険性も。
早めにフィルムを貼ってあげることで後々の手間も大きく減ります!
本来の使い方ではありませんが、是非活用してみて下さい!
誤飲には要注意ですよ!!
家庭での別の使い方はまた別記事に書きたいと思います。
へば!おしまいっ!!
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