こんにちは。じょっぱりな看護師、ぽんごーです。
今年もインフルエンザの季節がやってきましたねー。皆さん予防ワクチンは接種しましたか?
ワクチンは打ってから抗体がつくまで2,3週間かかりますのでそろそろ打った方がよいかと思います。
うちのクリニックでは既に先月、今季初のインフルエンザ患者さんがきましたよ。ちなみにインフルエンザA型でした。
さて!今回は娘が一昨年、生後2か月でインフルエンザにかかったときのエピソードを書いていきます。
月齢の小さい赤ちゃんがインフルエンザにかかってしまった場合どうなるのか??あくまでも我が家の場合の体験談ですが、ホント怖かったです。。。
Contents
夫がインフルエンザウイルスを持ち込む
事の起こりは、夜帰宅した夫の発熱から。
翌朝受診しインフルエンザの診断が出て、ソッコー個室に隔離対応しました。トイレ以外は部屋から出ないように!と食事や水もせっせと運びました。生後2か月になったばかりの娘の面倒をみながら”(-“”-)”
2日ほどで熱は下がりましたが、娘たちに感染らないようにと隔離対応を頑張りました。
そして出勤停止が明け、隔離を解いた日の夜、娘が発熱したのです。
生後2か月でインフルエンザに感染
その日は水曜日でしたがすでに夜の8時。ひとまず市の夜間救急センターに電話しました。
不安になりながらも○○病院の夜間救急に電話。
「入院」という言葉にさらに不安を煽られ、さらに朝までひたすら待つという時間が。
夫と順番に仮眠をとりつつ、授乳と体温測定とクーリングを繰り返しました。
心配で心配で時間がとても長く感じました。。。
どこの病院も診てくれない。電話してもたらい回し。
やっと朝の7時になり、××病院へ電話しました。
長い夜が明け、かなり疲れていましたが、自分たちの朝食を詰め込んで夫と一緒に××病院へ向かいました。夫も仕事を休んでくれました。
ところが・・・!!!
病院の駐車場に車を入れようとしていると××病院から電話が。
と訴えましたが、電話口の女性はYesと言ってくれず。
と言って電話を切りました。
△△病院って、車で1時間かかるじゃん・・・。
怒りと不安に震えながらも、駐車場の車の中から△△病院に電話します。この時は、△△病院にかかるものだと思っていました。
しかし!!
7時間もあるじゃん、、、。入院するかもとか言われてるこのちいちゃい子をそんなに放置していいの??
心配と不安と怒りと疲労とで涙が出てきました。
そして、藁にもすがる思いで、長男でお世話になっているかかりつけの地域型の小児科クリニックに電話してみることにしました。
助けてくれたのは小さな地域型クリニック!!
プルルルル・・・・プルルルル・・・・
と思っていた時
「もしもし?」
と電話に出てくれたのです!!
そしてその足で○○病院の小児外来へ直接行きました。
すると、電話で断ったくせに普通に診てくれました・・・
インフルエンザチェックも通常の検査用綿棒をブッスリと小さな鼻の穴へ。入れんの深すぎでしょ!!と思いましたが、見事結果はインフルエンザB型。
タミフル処方・・・・・・・・・・。
ふっつーーじゃん!!普通のインフルエンザ対応じゃん!!!
診れないとか入院とか散々脅かしといてなんなんだ!!!!
ああ、でもよかった・・・。入院とか点滴とかすることにならなくて・・・。
こうして昼前には我が家に帰ることができました。
信頼できるかかりつけ医を持ちましょう
〇木先生ありがとう!!!お休みの日なのに電話に出てくれて、イヤな声も出さずに親切で的確な指示をしてくれて、ほんとにありがとうございました!!!
こういう地域の信頼できるかかりつけ医を持っておくのってホントに大事だなーと思いました。〇木先生、今後ともよろしくお願いします!!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
この時のことは思い出しても怒りと不安なきもちでいっぱいになります。
月齢が小さい赤ちゃんがインフルエンザにかかったら・・・
・基本は幼児や小児と同じ対応。検査をしてタミフル処方。
・電話で断られたら直接外来に行く
・信頼できる子どものかかりつけ医をもっておく。
今回不幸中の幸いだったのは、娘の症状も比較的軽く、母乳を飲んでくれていてぐったりしていなかったことです。
ぐったりしてて断られたら救急車よんでましたね。
でも救急車でもたらい回しされていた可能性も・・・(-“-)
この記事がだれかの役にたてばいいなと思いますが、赤ちゃんによって状況は様々です。自己判断せずに医療機関に電話してくださいね!!
余談ですが、このあと私が娘かインフルエンザをもらい、つらい日々を送りました。
どんなに体調が悪くても子育ては休めない、、母は大変ですね。。。
息子は何故かかインフルエンザにかからず!(笑)
今年はインフルエンザにかかりませんように!!!
以上、2か月の赤ちゃんがインフルエンザにかかったときの対処法、体験談でした。