こんにちは。キャンプ大好きぽんごーです。
下の子も3歳になるので、冬キャンプもガンガン行きたいなぁと画策中ですが、寒いものは寒い。
特に冷え性の私は足が寒い!!
去年息子と二人で行った冬キャンプでは湯たんぽを使用しましたが、どうしても明け方には冷たくなってしまします。
そこで見つけたのが豆炭あんか!
「豆炭こたつ」について調べてたら「豆炭あんか」というものがあることを知ったのです。
こたつ同様、ロックウール入りの金物器具に豆炭を包んで使用するものですが、魅力的なのはその保温時間!!
なんとほぼ丸一日温かいままなんです(゚д゚)!
しかし、豆炭と言えば心配なのが一酸化炭素。
いまだにテント内での一酸化炭素中毒事故ってありますからね(;´・ω・)
ということで、今回私が一酸化炭素警報器と併用して使ってみたときの、保温時間や使い心地、一酸化炭素の数値などをレビューしたいと思います!
豆炭こたつについてのレビューは別記事で書いてます↓
Contents
豆炭あんかを使うために必要な物
- 豆炭あんか
- 豆炭
- 火種(ライター・マッチ等)
- 火おこし器(あると便利)
- 豆炭あんかカバー
火起こし器
要は豆炭あんか本体と豆炭があればいいのですが、当然豆炭は火を点けなければいけません。
しかし通常の豆炭は火が付きにくいため、焚き火に放り込んでおくのでなければ火おこし器を使う必要が出てきます。
昔ながらのこの片手鍋タイプは値段が安いのが魅力ですが嵩張るのが難点。家で普段使いするならこちらがおススメです。
すでにアウトドア用にチャコスタを持ってる方はもちろんそれで豆炭に火を点ければOK!
と言う方には、いわゆる「マッチ豆炭」というものがあるんですよ。
マッチ1本で着火できますよ!という豆炭で、火おこし器不要です!
ホームセンターでも1200円くらいで売ってて、私も普通の豆炭12キロ1600円と悩んだ挙句、貧乏性が顔を出したために普通の豆炭を購入してしまいました。
だけどやっぱりキャンプの時だけじゃ到底使い切れないしスーパー豆炭にしておけばよかったと後悔してます。。。( ̄ロ ̄lll)ガーン
百均の豆炭は使えない。。
あ、百均にもマッチ豆炭的なものがあるらしいですが、燃焼時間が短い&煙が臭いそうなので豆炭あんかには使えなさそうです。焚き火やBBQの火付けにはいいかもしれませんが。
ただ普通の豆炭も、しっかり火が点くまでは結構煙がでるそうですので、お家でやる場合は換気扇必須です。もしくは外ですね。
キャンプなら焚き火に放り込んでおけばOK!
ちなみに私はキャンプの時に使用したので、夕方にこたつ用の豆炭9個を焚き火に放り込んで10分程放置して豆炭に火を点けてコタツに使用し、寝る前に豆炭こたつから1個取り出して豆炭あんかにセットして使用しました。
焚き火に放り込んだので、豆炭特有の煙がすごかったかどうかは正直あまりわかりませんでした(;^_^A
豆炭あんかカバー
新品で購入すればカバーも付属しています。
しかし、わが家は中古を購入したためカバーがなかったので、普通の布でカバーを作ってみました。
つっても私の使わなくなった服で作ったタダのマチ付き巾着ですけどね(;^_^A
ワッペンはダイソーにあったウサギのキャンプのヤツ。ちょっとブサイクなのがかわいいw
入れるとこんなカンジ。
が!いざ現地で使ってみると、
いやいや、これヤケドするでしょ!
かなりの熱々。仕方ないので、着替え用のロンTをカバーの上からぐるぐる巻いてゴムバンドで留めて使用しました。写真は撮り忘れました。。。
付属のカバーも画像見る限りそんなに厚そうに見えないけどなぁ~~。
もっと厚い布でカバーは作り直そうと思います。
豆炭あんかの一酸化炭素を測定してみた結果
環境としては、バンガロー泊で寝袋2枚重ねの中の足元に豆炭あんかを設置して、一酸化炭素警報器を枕元に設置したものです。
と思ってましたが、設置した1時間後の数値は16ppm。
その後お風呂に行ったり後片付けしたりなんかして、就寝前(設置3時間後)には26ppm。
就寝して深夜にふと目を覚ましてO2アラームを確認してみると、42ppm(設置6,7時間後)!!
うちの一酸化炭素警報器は第一段階として50ppm以上が60-90分続くとアラームがなるようになっています。
一酸化単濃度と中毒症状
CO数値(ppm) | 一酸化炭素中毒症状 |
200 ppm | 2~3時間内に軽い頭痛 |
400 ppm | 1~2時間で前頭痛 2.5~3.5時間で後頭痛 |
800 ppm | 45分で頭痛、めまい、吐気 2時間で失神 |
1600 ppm | 20分で頭痛、めまい 2時間で致死 |
3200 ppm | 5~10分で頭痛、めまい 30分で致死 |
6400 ppm | 1~2分で頭痛、めまい 10~15分で致死 |
12800 ppm | 1~3分で死亡 |
上の表を見てもらえればわかるように、別に50ppmくらいなら全然大丈夫なんですけど、「もう少しでアラームが鳴るレベル」とかって考えちゃうと怖くなっちゃいます(/ω\)
ましてや2歳児が隣に寝てますからね。
たとえ0.01%(100ppm)であっても幼児などの場合では、数時間でけいれんを起こすこともあるそうですから油断大敵です。”(-“”-)”
一酸化炭素警報器を購入する際に色々と調べて、高い国産のモノにするか安い輸入品にするか迷いましたが、高いヤツはアラームが鳴るのは200ppmからなんですよね。
小さい子がいる家庭は50ppmから警報が鳴るタイプを選ぶことをお勧めします。
詳しくは過去記事で書いてます↓
やっぱり心配、、、ということで、バンガローのドアの下の方についている換気口を全開にすることに。
その数時間後、再び目を覚ましてCOアラームを見てみると、
32ppm。よしよし、下がってる下がってる。
でも豆炭あんか近くの換気口を全開にしてもこれくらいの一酸化炭素検出されるんだなぁ~~。
結局朝までこの数値は変わらずでした。
一般的に問題ない数値とは言え、換気口を開けたバンガローでこの数値だと、閉め切ったテント内での使用はキケンだと予想されますね。
本当にずっとあったかい・・・!!
豆炭に火を点けたのは16時過ぎ。その後豆炭こたつに入れて、19時頃に豆炭あんかに移して、朝までアッツアツ!!
翌日の9-10時頃まで温かかったです。
豆炭1個でこんなに長い時間熱いくらいの熱量を確保できるのはすごい!!
最低気温5度くらいでしたが、ホッカイロ無しでも十分快適でした~(^-^)
まとめ
豆炭あんかは一晩中温かいのが続くので寒い夜には快適でした!!
ただ、着火の手間はいいとしても一酸化炭素は思ったよりも溜まるなーという印象。
タープ泊なら問題なしでしょうけど、テント内で閉め切って使うのはNGですね。ストーブじゃなくても、一酸化炭素警報器も併用した方が安心です。
次回テント内で使用する時は入り口を少し開けておくなどするつもりです。
へば!皆さんも一酸化炭素に注意して、楽しい冬キャンプライフをお過ごしください!
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