こんにちは。じょっぱりな看護師のぽんごーです。
私は看護師になって2年目に自分の病院で扁桃腺摘出術と両耳チュービングを全身麻酔下で行うため1週間入院しました。
その際、実習の看護学生が付くことになったのですが、まあ色々と大変でした。。。
でもメリットもあると思うんです!!
そんな疑問に体験談を混じえて答えていきます。
Contents
入院
手術の前日に耳鼻咽喉科病棟に入院しました。
手術は翌日の午前11時からです。前日は特にやることもありません。
看護学生の受け入れをお願いされる
ひまだなーと思いながらベッドで本を読んでると、良く知る看護学校の先生がきて、学生の受け入れをお願いしたいと言われました。
私のキャラクターもよくご存じですし、断られるとはみじんも思ってなさそうなご様子。
それがちょっとシャクでしたが、ついこの間まで看護学生としてお世話になっていた立場としては断れるわけもなく了承しました。
私の場合は直接看護学校の先生が来ましたが、通常は病棟の看護師長や副師長、実習指導者が依頼しています。
このように突然「ちょっとよろしいでしょうか。」とやってきて、看護学生を担当に付けてもいいかとお願いされるパターンが多いようです。
看護学生登場
受け入れをお願いされたその直後から学生が!はやっ!
どうやら社会人上がりの学生さんのようで、年齢は当時の私よりも上。
私もイヤだけど、学生さんも年下の看護師かつ先輩なんて患者受け持つのイヤだろうな~。
と思い、こちらから愛想よく話を振るよう心がけたのですが、あまり話が続かない。
緊張してるのか話が得意ではないのか、黙ってベッド横に居られるの困るんだけど・・・(-“-)
もう詳細まで覚えてないけど、学生が付いて楽しかったという記憶はないですね。
せっかく同年代なんだからもっと話が弾むかと思ったんですが。。
色んな看護学生がいる・・・
初々しい10代の学生さんが来ると思いきや、20代、30代の社会人を経験したが看護学生がくる場合もあります(^-^;
男子学生の場合もあります。
当然患者さんは学生を選べません。
長く入院されている方であれば性格なども考慮して学生をマッチングしますが、通常はそんなことはないです。
そして、優等生もいればそうでない子もいます。。。
私は患者としても看護学生を受け入れましたが、普段は病棟で看護師として学生指導をしていた経験もあります。
看護学生によっては、「ええ~!?なんで?!!」と思うようなことをするコがいます(^-^;
というより、大抵の学生はなにかしら変なことをします(笑)
もちろん自分の看護学生時代も例外ではなかったはずですけどね~。
手術日当日
朝から点滴を入れたりと準備をします。
看護学生も、血圧を測ったり手術前の気持ちを聞いてきなさいと言われてやってきますw
私が同病院の看護師だという情報は入院した病棟にも共有されているので、「学生さんよろしくねー。」と丸投げです( ´゚д゚`)エー
まあ、忙しいからね~。
ちなみに、自分が学生の時は学生指導者はその分の給料をもらってるんだと思ってました。
実際自分が指導者をやってみると、そんなものは一切ありません。
給料は変わらず、自分の業務に上乗せされるだけです。
それでも皆、「自分もこうやって育ってきたから・・・」という気持ちで学生指導に携わってんだなあと思いましたよ。。。
手術に関してはこちらで書いてます↓
人生初のポータブルトイレ
無事手術が終わり、酸素マスクをつけて病棟に戻ってきました。
膀胱留置カテーテルは手術室ですでに抜かれていたので、トイレに行くことに。
私が行きたいといったのか、看護学生に促されたのかは覚えていませんが、ポータブルトイレで用を足すことになってしまいました。
ポータブルトイレご存知でしょうか?
ベッドの横に設置するプラスチックのトイレです・・・要は大人用のオマルですね。
私まだ23歳なのに、、、まあ学生さんの実習にもなるし、要を足すときは一人にしてくれるだろうし、いいや。。。なんだか朦朧として何も考えられない~。。。
しかし、点滴と酸素マスクがあったので、なんだかもたついていたら
と看護学生に浴衣を脱がされ、全裸で用を足すことに(;´Д`)ええ~?!
しかも点滴があるので袖が抜けず、用を足す間、私の真横に看護学生が私の浴衣を持って立っているというおまけつき・・・
じょじょじょ~という音が大部屋内に響き渡ります。
フフフ、、もうどうでもいいわ。。。…( = =)
このままじゃ尻まで拭かれるんじゃないかと思いましたが、トイレットペーパーは渡してくれましたw
なぜこんなにされるがままかって、、、全身麻酔後で朦朧としてるんですよ。。。
なぜかやる気満々で脱がしてくる看護学生を制止できないくらい。
しかし朦朧とした頭でも衝撃的な事実として記憶に刻み込まれました(-“-)
後日看護学校の先生に話をしましたが、爆笑されて終わりでした。
「あなたも学生時代そういうようなことあったでしょー?」
いやいや、ないですよ!!!・・・たぶん
でもそんぐらい非常識なことしてたりしたのかな~、と不安になりましたけどね(;^_^A
後日談
この話には続きがありまして、翌年新人看護師が私の働く病棟にやってきたのですが、なんとあの学生がいるぅ~!!!
私を不必要に脱がせてポータブルトイレに座らせた彼女と一緒に働くことにw
彼女は私のことはかろうじて覚えていたがあの事件は「よく覚えてません。」と言っていました。。。ま、気ぃ使ったんでしょうね。
まとめ
ちょっと話がそれましたが、最後に看護学生を受け入れることのメリット・デメリットについてお話ししたいと思います。
私が体験した中ではあまりメリット感じられませんでしたので(;^_^A
看護学生を受け入れることのメリット
・看護師の育成の手伝いができる
ボランティアだと思って!お願いします!!!
・ヒマな入院生活でかわいい学生さんが一緒についてくれる!(かもしれない。)
あなたの日ごろの行い次第!!
・話し相手ができる
特に高齢の方には喜ばれます。今はスマホもあるので、若い人は「別に話し相手なんかいらないし」となる場合が多いかも。
・自分の病気や手術について、調べてきて教えてくれる。
医療知識を教えてくれるのは貴重!?医師や看護師に聞きにくいことでも学生さんなら気軽に聞けますからね。
ちゃんと実習指導者や学校の先生に見せてから持ってくるので、いい加減なことは言わないはず!
看護学生を受け入れることのデメリット
・相性の悪い看護学生が来ることも・・・
うるさい・タメ口・無遠慮なんかは遠慮なく病棟看護師に言ってくださいね!
・自分の病気やプライベートなことをアレコレ聞かれる。
患者像を把握するために必要なんです・・・
・ちょこちょこ病室に来るのがうっとうしい
しょっちゅう来るのでうっとうしいことはあります。ただ、大部屋でプライバシーもカーテン一枚ですので、あまり気にならないっちゃ気にならないかも?
看護師になるためには看護実習は必要不可欠です!
我慢してストレスが溜まりまくるようでは元も子もありませんが、可能であればご協力をお願いします(;’∀’)
へば!(それじゃこれでおしまい!って意味)
入院中に看護学生がつくことのメリット・デメリットでした。
今回の手術に関しての詳細はこちらで書いてます↓